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高校の化学苦手だけど薬学部行って大丈夫?【疑問に答えるシリーズ第二回】

このシリーズについて

 僕や親が薬学部に進学する前に疑問に思った事や、ちょっとだけ不安になった事が少なからずあったので、それに答えてみようと思います。これから薬学部に進学しようと思っている人はもちろん、在学している方の参考になればと思います。

 

 

本文 

 第二回は多くの薬学志望者を悩ませる強敵、「高校の化学苦手(あるいはやってない)だけど薬学部に行っても大丈夫?」という疑問にズバリ答えようと思います。

 

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 (本人撮影:有機化学の論文を勉強中)

 

薬学部に行く前、母親から「あなた亀の甲(ベンゼン環のこと)とか大丈夫〜?」って聞かれました。

 

その時僕は「まぁなんとかなるんじゃない?」ってな感じで適当に答えました。

 

 まぁ、亀の甲でオックスフォード大学まで来てしまったけどね笑。

 

 

 

 

疑問の答えはズバリ、

 

相当な覚悟が必要だけど不可能ではないです。

 

 

僕は高校の化学は得意だったのですが有機化学だけは全くダメで、大学進学前はちょっとだけ不安でした。大学の有機化学は高校までと全く違って暗記がメインではないので、好きになる人も結構います。

 

が、しかし、今回は高校の化学が苦手、あるいは化学を全くやってない場合の話。

 

 

相当な覚悟、ってどんぐらいの覚悟だよ?

 

まず過酷な現実を突きつけると、化学(有機化学、物理化学)が出来なくて留年する人は非常に多いという事。さらに、国家試験に不合格だった人はもれなく化学が苦手である可能性が非常に高い。(薬学部のストレート国家試験合格率はリンクのブログを参考にしてください。)

 

yakustudy.com

 

 

 

えっ!ぜんっぜん大丈夫じゃないじゃん!!

 

って思った方、その通りです。

 

つまり、それでも薬剤師になりたい!絶対にやってやるぞ!!くらいの覚悟が必要なのです。

 

 

僕がブログで皆さんにお伝えしたい事は絶望を与える事ではなく、むしろ化学が苦手でも国家試験に合格している人はたくさんいるという事実です。僕の体感ですが、化学が得意な薬剤師というのは圧倒的に少ないです。

 

 

ではでは、化学が苦手でも何とかなるかもしれない薬学部の実情をつらつらと書いていきます。

 

 

 

 1、薬学部の有機化学は大学3年くらいまで

 薬学部は4年制と6年制がありますね。薬剤師になるためには6年制コースを卒業するのが定石ですが、6年間も化学をやるのかと思うと高校生は気が遠くなるかもしれません。しかし、実際は大学3年くらいまでで化学の単位は取り終わります(大学毎のカリキュラムによって若干異なるかも)。いずれにせよ、薬学部では4年次にCBT(合格率はほぼ100%)という全国で行われる学力試験があるため、それまでに一通り基礎科目を終わらせる必要があります。大学5年は半年間の実習と簡単な講義がちょろっと、みたいな感じなので、正直、大学4〜6年までは1〜3年に比べて格段に楽に進級できます。そこまで乗り切ったら、あとは6年次に待ち構える卒業試験と国家試験の壁をどう攻略するかですね。まずは、暗記や過去問を上手に駆使して大学3年までを何とか乗り切りましょう。

 

 

 

2、国家試験はマークシート

 幸い国家試験はマークシート形式なので、有機化学も時間をかけて暗記すれば何とかなります。 

 

 

3、思い切って有機化学系の研究室に配属されてみる

有機化学の研究室は薬品製造学、薬品化学、薬品物理化学、生薬学などがあります。天然有機化合物の合成や新しい化学反応の開発、有機化合物の活性研究などを扱うところが多いと思います。

 

有機化学系以外の研究室では、有機化学に触れる事はほぼありません。研究室配属から国家試験対策が始まるまでの間、有機化学に全く触れなければ必ず忘れます。有機化学系の研究室であれば、研究室単位で国家試験の有機化学の対策をやったり、論文等で有機化学に触れる機会を与えてくれるでしょう。何より有機化学が得意な人の近くにいるのは非常に大きなメリットとなります。同じ研究室に配属された有機化学大好き人間に教えてもらいましょう。あなたが幸運であれば、有機化学が得意な先輩に教えてもらえるかもしれません。逆に有機化学系以外の研究室は、有機化学が分からない人たちの集いである可能性が高いので、卒業までみんなで仲良く苦しむことになりかねません。

 

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(本人撮影:徳島文理大学の研究室) 

4、有機化学系の研究室はキツいの?

有機化学系の研究室は研究に時間が取られて勉強が出来ない、巷ではそのような噂が流れている事があります。しかし、偏差値クライシスが起きている一部の私立薬学部においては、研究で追い込まれるような環境は過去のものとなりつつあるようです。最近では国家試験の合格率を上げるため、学部生の研究活動を制限・禁止している大学もあります(国立大学はこの限りでない)。研究室が楽かキツいかどうかは、研究室の先生によるところが非常に大きいので、不安であれば、研究室の先輩に直接尋ねるのが一番です。

 

まとめ

高校の化学が苦手な人は、薬学部に入ると間違いなく苦労します。暗記や過去問を上手に駆使して大学3年までを何とか乗り切りましょう。有機化学は苦手でも、あえて有機化学系の研究室に配属されることで、有機化学に触れる時間を増やしたり、得意な人が身近にいる環境を活用するのは大いに賛成します。最近の私立薬学部では、有機化学系の研究室でも研究活動をしない・させない研究室が増えているので先輩に聞いてみると良いでしょう。

 

絶対に薬剤師になる、という決心があれば化学は乗り越えられない壁ではないと思うよ、ということで今回は終わりにします。

 

 

第三回は、うーん何にしようかな。

ということで、当ブログでは〇〇だけど薬学部行って大丈夫?のネタを募集したいと思います。ぜひ、疑問に思うことがあればコメント欄に書いて下さいね。(もちろん薬学以外の疑問でも大歓迎です。)