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博士号持ち30歳、人生で初めての給料を貰う

今回の記事を書く目的

 

 経済的、精神的に辛い日々を過ごしている博士課程学生に、この記事を見て博士号修得に対するモチベーションアップと海外留学に興味を持って貰いたい。

 

 

 本文

 

 どうも、6年制薬学部を卒業後、大学院(理学)へ進学、博士号を修得、その後、オックスフォード大学に来て研究活動を続けている伊予柑です。

 

この度、人生で初めてのお給料なるものを頂きました。

 

大学と大学院の計11年間はもちろん無収入、29歳で市役所に所得証明を取りに行ったときは「所得 0円」の文字に情けないやら悔しいやら悲しいやら、すごく憂鬱な気分になりました。

 

しかも、それに追い撃ちをかけたDC1持ちの博士課程同期の一言。(*DC1とは博士課程で研究しながら給料が貰える制度、選考があり貰えない人も多い)

 

「え、0円ですか?笑」

 

その時はもう本当に泣きたい気持ちでした。

 

 

博士課程を卒業した後は財団の留学助成を受けて海外の大学へ。

 

助成金は340万円も頂けましたが、ここから海外への渡航費、ビザ申請代金、海外での生活のスタートアップ費用などを考えると、結構ギリギリの額でした。(今年度は390万円に増額になった。ず、ずるい!)

 

そんな状況で始まった学生支援機構の奨学金返済。

 

「いや無理っす」と、事情を詳細に書いて返済猶予申請を提出するも敢え無く撃沈。

 

海外生活の場合、返済猶予は300万円以下の年収と明記されているので、それ以上貰っている人は、いかなる文章力を持って説明しても奴等は取り合ってくれないので、これから返済猶予を考えている人、無駄な申請は止めよう。申請書を作る時間と紙と郵便代が勿体ない。何よりイラっとする。笑

 

これは流石に生活できなくなる(というか帰国の航空券が買えない)恐れがあったので、親に一時的に立て替えて貰う事に。月々の返済は3万円弱なので、現在までで大体27万円ほど親に返済して貰っております。

 

そんな感じで去年は精神的にも経済的にもキッツい1年でした。

 

 

さて、今年の6月からはEUの研究助成金を受けて大学の雇用という形で働いてます。

 

ec.europa.eu

EUの研究助成金、参考までに貼っておきます)

 

 

 

そして、昨日、初めて大学から給料が振り込まれました!

 

齢30にして人生で初めてのお給料。

 

銀行に振り込まれた額にドキッとして、給与明細を見て更にドキっとしました。

 

ついでに、差し引かれた税金と年金の額にはクラっとしました。

 

 

 

博士号を修得、30歳で貰った初めての給料はいくらだったのか!?

 

 

答え、£5058。

 

日本円にして、約74万円。

 

 

ヤベェえぇぇ!!!

 

 

因みに銀行に振り込まれたのは£4075(約60万円)。

 

税金+年金で14万円ほど差し引かれてました。(年金は辞退したので3ヶ月後に返金されるらしい)。

 

 

実は月収はこんなに高くなくて、僕が6月終盤から仕事を初めたので、初めての給料は6月+7月分なのでこんなすごい額なんですね。実際は年金辞退も含めて手取りで月£3400くらい(約50万円)になると予想。それでも嬉しいものは嬉しい。

 

 DC1、DC2落ちて精神的、経済的にも辛い思いをしている博士課程学生のみなさん、頑張って博士号を取って海外での助成金獲得に挑戦してみてください!